半田城があったと思われる近辺に建つ順正寺
2016年1月25日撮影
◆別名:
坂田城
◆所在:
半田市堀崎町
◆交通:
◆歴史:
『張州雑誌』や『半田町史』に記載があり、榊原氏の居城と伝わるが詳細は不明で、戦国時代には廃城となっていたとも言われている。
近隣の岩滑城主も榊原氏だが、半田には榊原と竹内姓が多い事から、両氏に関連があるとは言い切れない。また、坂田城とも呼ばれているが、これは氏族の名前ではなく、城があったとされる土地は東の海に向かってなだらかに下っており、西側へ向かっては急な斜面になっている事から付けられた名前だと思われる。
◆現在:
紺屋街道沿いに建つ順正寺近辺が城跡と伝わるが、ほぼ住宅地となっており、遺構などは存在しない。
半田市は童話『ごんぎつね』の作者として有名な新美南吉の生誕地でもあり、紺屋街道脇にも看板などが立てられている。